当塾について
講師紹介
国語担当 力石 智弘(ちからいし ともひろ)先生
京都大学卒業。浜学園・灘予備校で長く教室長・国語科主任を歴任、現在河合塾・四条畷学園高校・四谷学院予備校などで活躍中の近畿の超大物国語講師。近畿の国語界の大御所と呼ばれています。
【指導方針】
国語の本質は「考え、表現する」です。しかし、手掛かりや手段を持たないで「考える」ことはできません。また、マーク式問題集が主流の昨今の入試には、「表現力=作文力」という公式は通用しません。私の授業では、現代文は「考える」よりも「探す」、古文は「覚える」よりも「イメージ」するをモットーに、「考える」とはどういう事かをお伝えします。また、選択肢の「表現」に注目して正解を絞り込むといった観点から、「簡潔かつ論理的」な表現力を養成していきます。
頭の全ての部分を使って授業を受けて下さい。
英語担当 木村 太亮(きむら たいすけ)先生
上智大学、関西学院大学卒業。駿台予備校で14年間講師を務める実力派人気講師。
【皆さんへのメッセージ】
英語は暗記要素のイメージが濃い科目です。 確かに中学校前半は日々暗記。基礎単語も中学校前半は書いて覚えるという作業が必要です。
しかし中学校後半から文法に勉強の中心がシフトしていくと理論を学ぶことになります。
ここが大事な分岐点です。理論を重視せず中学校前半の習慣のまま暗記主義からシフトチェンジしないで行くと中2の夏頃から英語が嫌になり始める。 それでも中学校範囲の英語は分量も少ないので何とか高校受験は逃げ切りができる。
しかし高1になると「名門高校」は基礎文法は1年で「終わったことにする」という無謀なカリキュラムを採用します。公立トップ高校だけでなく名門私立高校も同じです。むしろ名門私立高校ほど授業でまともに文法を教えない、というか教えるノウハウがないのです。参考書とワークを渡し定期試験の範囲にするだけ。
桐蔭、向陽、岸和田、智弁、清風南海、星光、明星、四天王寺、西大和学園、東大寺学園、帝塚山学園、洛南、甲陽学院、灘、すべてです。
(因みに上記の学校はそこの学校の生徒を私が実際に教えた学校だけを挙げてます。)
中2で嫌になって来た英語が高1でまったく分からない恐怖の科目に化します。当たり前なのです。文法は交通ルールと同じです。しかし交通ルールを教えるノウハウがないものだから、とりあえず自動車を道路で走らせてみましょう。その内に自然と身につくのが交通ルールです、という訳です。
その証拠にイギリス人、アメリカ人は文法を習わなくても英語をしゃべってるじゃないですか、という論理。一見もっともな言い分に聞こえます。
しかし英語文法と日本語文法は天と地ほどの違いがあるのです。それは動詞の位置です。日本語では動詞は文の最後に来ると決まってるのに英語は前、主語の直後にあるのです。
日本の英語教育は正に今言ったような状況に置かれています。理論理解なくして音読を百万回繰り返してもまったく上達しません。
では文法を理論立てて教える方法はあるのか。それがあるのです。私は大学でイギリス人教授ピーター・ミルワード先生から直接習いました。使うのは情報構造という考え方です。イギリス式文法と情報構造を使えば英文法を理論立てて教えられるのです。その二つを使わない英文法は暗記の範疇を出ないものに過ぎない。だから学校の先生も面倒がり、読めば分かると宣言し定期試験範囲に入れて終わりとなっているのです。
一度論理英語という登山を体験してください。 根性主義の力責めはいっさい排除した登山です。
シェルパは私が務めます。